「伝統を継承する」〜かわらないもの



車名の由来について調べているうちに、古くからもっている独特の味わいをかえることのなく長年にわたり生産されていたクルマたちの存在が気になってきました。

これらのクルマたちに共通しているのは、ボディスタイル、シャシー、エンジン、駆動レイアウトなどの基本的な部分をそのままに、細部のみを変更して生産されてきたことです。


「三菱ジープ J55」

トップの画像は、三菱ジープのJ55と呼ばれる最終バージョン。
(当時のカタログの表紙です。)

ソフトトップ、4速MT、パートタイム4WD、ノンパワステ、水をかけても大丈夫そうなインパネ、もちろんディーゼルエンジンで、エアコンはヒーターのみ!

限りなく無骨で、とてもシンプル。

防衛庁御用達・・・ということもあって、1953年頃から1998年まで約45年に渡り基本的な部分をかえることなく生産されていたクルマです。

正確には1973年からのモデルが最終J55に引き継がれているようですが...。


以前、知り合いのJ54と呼ばれるジープを運転したことがあります。

スライドしないシートと、重くて大きなステアリング、そして重いペダル類。(体のほうで!)ポジションを合わせることを強要させられる・・・

ちょっと窮屈でしたが、不思議とこれといって不都合は感じません。

1速では車速が伸びないので2速発進がお約束。

リーフリジットのその足回りは、段差での突き上げが結構あり、ひと言でいうと「固い!」。そして、ディーゼルエンジンの力強い音と振動・・・

ワインディングではその重ステのおかげで、ハンドルにしがみつきながらのドライビング。車速があがると、緩いソフトトップが時折バタバタっとあおられる・・・

決してドライバーに媚びない、なんとも運転しがいのあるクルマでした。


「ランドローバー・ディフェンダー」1968年〜

詳細はわからないのですが、
このクルマは何もいうことはございません(笑)

正規輸入は途絶えてしまいましたが、
こちらは、(三菱ジープJ55より)さらに味わい深いクルマです。
私のような腕前では、限界性能を試すことはできないほど基本性能が高く
シンプルな外観と機能に徹した内装がGoodです♪
条件がそろえば、所有してみたいクルマのひとつです♪


「クラシックミニ」2000年までほぼデビュー当時のまま生産され続けた!

「シトロエン2CV」こちらは1990年まで生産された!

「フォルクスワーゲンtype1」通称ビートル 2002年頃までメキシコ製の新車が手に入った!

「初代フィアットパンダ」1980年から1999年まで!

「チンクエチェント フィアット500」1957年〜1977年まで!

いずれのクルマもただ単にノスタルジックな趣味だけで愛されていたのではなく、シンプルで必要最小限の装備でも、運転していて愉いという、自動車としての基本がしっかりしているところが、凄い!

そして、(2CVを除いて)車名を引き継いだ新型車を各メーカーでリリースしているところが、名車たる所以でしょうね♪


残念ながら、衝突安全性や排出ガスの新基準に適合できなかったりして、近年生産が途絶えてしまったこれらのクルマたち。

戦後の大衆車の成功作であるこれらのクルマたちを
制覇してみたいというささやかな願望があります(笑)

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